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	<title>荻窪の整体・鍼灸・腰痛なら荻窪あんさんぶる治療院へ</title>
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	<description>荻窪駅４分の整体院・鍼灸院。腰痛・肩こりしびれメンタル疾患を治療.土日祝診療</description>
	<lastBuildDate>Wed, 28 Oct 2026 01:30:41 +0000</lastBuildDate>
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	<title>荻窪の整体・鍼灸・腰痛なら荻窪あんさんぶる治療院へ</title>
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	<item>
		<title>マウスピースで顎関節症が治らない理由｜噛みしめが起きる場所は口の中ではありません</title>
		<link>https://enshp.com/mouthpiece-naoranai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[身体の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12795</guid>

					<description><![CDATA[歯科でマウスピースを作ったのに顎の痛みが変わらない。マウスピースが何をする装置で、何をしない装置なのか。噛みしめが起きる背景を荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>歯科で「噛みしめが強いですね」と言われ、ナイトガード（マウスピース）を作った。それでも顎の痛みも、朝の顎のだるさも変わらない。</p>
<p>この状態でご相談に来られる方が、当院にはよくいらっしゃいます。マウスピースが効かないのは、それが悪い装置だからではありません。<strong>役割が別のところにある</strong>からです。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/mouthpiece-naoranai-fig1.png" alt="顎関節症でマウスピースが効かないときの見直しの順番。1番目は睡眠といびき・無呼吸の確認、2番目は日中の歯列接触癖、3番目は頭の位置、4番目がマウスピース。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>1〜3を放置したまま、4だけに期待しないことです</figcaption></figure>
<h2>マウスピースは「守る」装置です</h2>
<p>ナイトガードの役割は、上下の歯のあいだにクッションを入れて、噛みしめによる力から歯と関節を守ることです。</p>
<p>歯のすり減り、被せ物の破損、歯の割れ。こうしたダメージを防ぐという意味で、非常に重要な装置です。実際、歯を守るという目的では確かな役割を果たします。</p>
<p>ただし、<strong>噛みしめる力そのものを消してくれるわけではありません。</strong> クッションを挟んでいても、顎の筋は同じように働いています。ですから、筋の疲労や関節への負担が中心にある方では、装着していても症状が残ることがあります。</p>
<p>守るための装置に、原因を取り除く役割まで期待してしまうと、「効かない」という感想になります。</p>
<h2>では、噛みしめはどこで起きているのか</h2>
<p>噛みしめる指令を出しているのは、口の中ではありません。ここを押さえておくと、次にやることが見えてきます。</p>
<p><strong>1. 睡眠の質</strong></p>
<p>睡眠中の噛みしめは、眠りが浅くなるタイミングで起こりやすいことが知られています。</p>
<p>つまり、眠りが安定していない人ほど噛みしめの回数が増えます。寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝すっきりしない。こうした状態が続いているなら、そちらを整えるほうが近道になることがあります。</p>
<p>なお、<strong>いびきが大きい、呼吸が止まっていると言われた</strong>という方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。気道が狭くなったときに顎を動かして気道を確保しようとする反応が、噛みしめとして現れることがあると考えられています。この場合は呼吸器内科・耳鼻咽喉科・睡眠外来での確認が必要です。マウスピースを何個作っても解決しません。</p>
<p><strong>2. 日中の食いしばり（歯列接触癖）</strong></p>
<p>夜の噛みしめばかりが注目されますが、日中の接触も見逃せません。</p>
<p>本来、リラックスしているとき上下の歯は触れていません。ところが、パソコン作業中や集中しているとき、無意識に軽く接触させ続けている方が多くいます。強く噛んでいなくても、接触が続けば筋は働き続けます。</p>
<p>ナイトガードは夜しか入れません。日中の8時間に起きていることには、何も作用しません。</p>
<p><strong>3. 頭の位置</strong></p>
<p>これが当院でいちばん重視している点です。</p>
<p>下顎は、頭蓋骨からぶら下がっている骨です。頭が前に出た姿勢になると、下顎は重力で後ろ下方に引かれます。この位置を保つために、顎を閉じる筋が常に働き続けることになります。</p>
<p>つまり、頭が前に出ている限り、顎の筋は休む時間を与えられません。これは口の中の問題ではなく、首から上の位置の問題です。</p>
<p>デスクワークやスマートフォンで頭が前に出ている方は、顎の筋が一日中働かされている状態にあります。ここが変わらないまま夜だけクッションを挟んでも、限界があるということです。</p>
<h2>見直す順番</h2>
<p>1. <strong>睡眠</strong>（いびき・無呼吸の確認を含む）2. <strong>日中の歯列接触癖</strong>（気づいたら顎の力を抜く）3. <strong>頭の位置</strong>（モニターの高さ、スマートフォンを見る高さ）4. <strong>マウスピース</strong>（歯と関節を守る）</p>
<p>マウスピースを外すという話ではありません。順番として、1〜3を放置したまま4だけに期待しない、ということです。</p>
<h2>こんなときは歯科口腔外科へ</h2>
<ul>
<li>口が指2本分（およそ3センチ）開かない</li>
<li>顎が外れて閉じられない</li>
<li>顎が急に腫れた、発熱がある</li>
<li>噛み合わせが急に変わった</li>
</ul>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>当院では、顎まわりの筋（咬筋・側頭筋）と同時に、首の前側、後頭部、そして背中の状態を診ます。頭が前に出る条件を変えないと、顎だけを緩めても戻るためです。</p>
<p>「顎が痛いのに、なぜ背中を触るんですか」と聞かれることがありますが、下顎をぶら下げている土台がそこにあるからです。</p>
<p>なお、噛み合わせの調整や歯の治療は歯科の領域です。当院では扱いません。歯科での治療と並行して、筋と姿勢の側からできることをご提案しています。顎関節症で避けたい習慣については<a href="https://enshp.com/gakukansetsu-yattehaikenai/">顎関節症でやってはいけないこと</a>もご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/gakukansetsu-yattehaikenai/">顎関節症でやってはいけないこと</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/zutsuu-mikiwake/">緊張型頭痛と片頭痛の見分け方</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>マウスピースを作り直す前に、顎以外を見てみるという選択肢があります。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>足底腱膜炎・足底筋膜炎・モートン病の違い｜朝の一歩目が痛いなら</title>
		<link>https://enshp.com/sokutei-morton-chigai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 26 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[身体の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12794</guid>

					<description><![CDATA[足底腱膜炎と足底筋膜炎は同じもの？モートン病とはどう違う？痛む場所と痛むタイミングで見分ける方法を、荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>朝、ベッドから降りて最初の一歩で、かかとに刺すような痛みが走る。歩いているうちに少し楽になるけれど、座って立ち上がるとまた痛い。</p>
<p>この訴えは足底腱膜炎の典型です。ただ、足の裏の痛みには似た症状がいくつかあり、対処が変わります。まず言葉から整理します。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/sokutei-morton-chigai-fig1.png" alt="足底腱膜炎とモートン病と疲労骨折の比較表。痛む場所、痛みの性質、悪化する場面、特徴、対応の違い。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>かかと寄りか、指の付け根かが最大の目印です</figcaption></figure>
<h2>足底腱膜炎と足底筋膜炎は同じものです</h2>
<p><strong>結論から言うと、同じ状態を指しています。</strong></p>
<p>かかとの骨から足の指の付け根まで、足の裏を張っている膜状の組織があります。これを足底腱膜、あるいは足底筋膜と呼びます。組織の性質としては腱に近いため、近年は「腱膜」と呼ばれることが増えていますが、どちらの表記も使われます。</p>
<p>つまり、二つの病院で違う名前を言われても、別の病気になったわけではありません。</p>
<h2>足底腱膜炎の特徴</h2>
<ul>
<li><strong>かかとの前寄り、足裏の内側</strong>が痛む</li>
<li><strong>朝起きて最初の一歩</strong>が最も痛い</li>
<li>座っていて立ち上がった直後も痛む</li>
<li>歩き続けているうちに少し和らぐ</li>
<li>押すと一点だけ強く痛むところがある</li>
</ul>
<p>なぜ朝が痛いかというと、寝ているあいだ足底腱膜は縮んだ状態で固まっています。そこに体重をかけると、一気に引き伸ばされるためです。</p>
<h2>モートン病の特徴</h2>
<p>まったく別の場所、別の性質の痛みです。</p>
<ul>
<li><strong>足の指の付け根</strong>、とくに<strong>3番目と4番目の指の間</strong>が痛む</li>
<li><strong>ジンジン、ビリビリするしびれ</strong>を伴う</li>
<li>指先まで放散する</li>
<li><strong>靴を脱ぐと楽になる</strong>、幅の狭い靴やヒールで悪化する</li>
<li>足の指の間の感覚が鈍い</li>
</ul>
<p>こちらは神経の症状です。指の間を通る神経が、周囲の組織に圧迫されて起こると考えられています。</p>
<h2>見分け方のまとめ</h2>
<table>
<thead>
<tr>
<th></th>
<th>痛む場所</th>
<th>性質</th>
<th>悪化する場面</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>足底腱膜炎</td>
<td>かかと〜土踏まず</td>
<td>刺すような痛み</td>
<td>朝の一歩目、立ち上がり</td>
</tr>
<tr>
<td>モートン病</td>
<td>指の付け根</td>
<td>しびれ・灼けるような痛み</td>
<td>幅の狭い靴、ヒール</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>痛む場所が「かかと寄り」か「指の付け根」か。これが最も分かりやすい目印です。</p>
<h2>他にも考えられるもの</h2>
<p><strong>疲労骨折</strong> — かかとや中足骨に起こります。運動量を急に増やした後、じっとしていても痛む場合は疑います。整形外科でレントゲンを撮ってください。</p>
<p><strong>足根管症候群</strong> — 内くるぶしの後ろで神経が圧迫され、足裏にしびれが出ます。</p>
<p><strong>痛風</strong> — 足の親指の付け根が突然、赤く腫れて激しく痛む。この場合は内科へ。</p>
<p>次の場合は整形外科を受診してください。</p>
<ul>
<li>じっとしていても痛む、夜間も痛む</li>
<li>足が腫れている、赤く熱を持っている</li>
<li>しびれや力の入りにくさがある</li>
<li>発熱を伴う</li>
<li>数か月経っても改善しない</li>
</ul>
<h2>足底腱膜炎で気をつけたいこと</h2>
<p><strong>朝いきなり全体重をかけない</strong> — 起き上がる前に、座った状態で足首を動かし、足の指を反らせて足裏を伸ばしておく。この一手間で、最初の一歩の痛みがかなり変わります。</p>
<p><strong>裸足でフローリングを歩かない</strong> — 家の中でもクッション性のあるスリッパを。硬い床を裸足で歩くのは、痛めている足底腱膜には厳しい条件です。</p>
<p><strong>痛む一点をゴルフボールで強く転がさない</strong> — よく紹介される方法ですが、炎症が強い時期にやると悪化します。やるとしても、痛みが落ち着いてから、軽い圧で。</p>
<p><strong>靴のかかとが減っていないか確認</strong> — 減ったかかとは、着地のたびに足を不安定にします。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>足底腱膜炎の方を診ていると、ふくらはぎとアキレス腱が非常に硬い方が多いです。</p>
<p>足底腱膜はアキレス腱と、かかとの骨を挟んでつながる関係にあります。ふくらはぎが硬いと、足首が十分に曲がりません。すると歩くときに足の裏で無理に地面を蹴ることになり、足底腱膜が引っ張られます。</p>
<p>つまり、足裏の問題に見えて、ふくらはぎと足首の問題であることがよくあります。足の裏だけを揉んでも戻ってしまう理由がここにあります。</p>
<p>さらに上流を見ると、股関節が伸びない歩き方をしている方が多いです。膝の痛みでお困りの方は<a href="https://enshp.com/knee-pain/">膝痛のページ</a>もご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/komuragaeri-chigai/">こむら返りと「足がつる」の違い</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/sekichukan-yattehaikenai/">脊柱管狭窄症でやってはいけないこと</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>朝の一歩目の痛みは、毎日のことなので想像以上に生活の質を下げます。長引く前にご相談ください。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>腱鞘炎になったらやってはいけないこと｜サポーターだけでは止まりません</title>
		<link>https://enshp.com/kenshouen-yattehaikenai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[身体の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12793</guid>

					<description><![CDATA[親指の付け根や手首が痛む腱鞘炎。良かれと思ってやっているストレッチやマッサージが長引かせていることがあります。避けたいことと、女性に多い理由を荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>親指の付け根が痛い。手首の親指側がズキッとする。物をつかむ、ペットボトルの蓋を開ける、赤ちゃんを抱き上げる。そのたびに痛みが走る。</p>
<p>腱鞘炎は、日常のあらゆる動作に関わるため、休ませることが難しい症状です。だからこそ、やってはいけないことを知っておく価値があります。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/kenshouen-yattehaikenai-fig1.png" alt="腱鞘炎でやってはいけないことの図解。痛む場所を揉む・押す、痛みを我慢して使い続ける、痛みが出る方向へのストレッチ、急性期に温める、サポーターだけで済ませる。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>「ほぐせば良くなる」が通用しない症状です</figcaption></figure>
<h2>そもそも腱鞘炎とは</h2>
<p>腱は、筋と骨をつなぐひもです。そのひもが浮き上がらないように押さえているトンネルが腱鞘です。</p>
<p>腱が腱鞘の中を何度も往復すると、こすれて両方が腫れます。腫れるとトンネルは狭くなり、さらにこすれる。この悪循環が腱鞘炎です。</p>
<p>手首の親指側に起こるものをドケルバン病、指の付け根に起こって引っかかるものをばね指と呼びます。</p>
<h2>やってはいけないこと</h2>
<p><strong>1. 痛む場所を揉む・強く押す</strong></p>
<p>いちばんやってしまいがちで、いちばん逆効果です。</p>
<p>腱鞘炎は、こすれによる炎症です。すでに腫れているところを外から強く刺激すれば、腫れはさらに増します。「ほぐせば良くなる」という発想が通用しない症状です。</p>
<p><strong>2. 痛みを我慢して使い続ける</strong></p>
<p>「使わないわけにいかないから」という気持ちは分かります。ただ、炎症が続いているあいだ使い続けると、腱鞘が厚く硬くなっていきます。ここまで進むと、休ませても元に戻りにくくなります。</p>
<p>完全に使わないのは無理でも、<strong>痛みが走る特定の動作だけを避ける</strong>ことはできます。それが何なのかを特定してください。</p>
<p><strong>3. 痛みが出る方向へのストレッチ</strong></p>
<p>「固まらないように」と、痛む方向に伸ばす方がいます。炎症期にこれをやると、こすれる回数を増やすだけです。</p>
<p>急性期は伸ばさない。落ち着いてから、少しずつ。順番が逆になっている方が多いです。</p>
<p><strong>4. 温める（急性期に）</strong></p>
<p>ズキズキと拍動するような痛みがある時期は、温めると腫れが増します。この時期は冷やす方向です。</p>
<p>痛みが「ズキズキ」から「動かすと痛い」程度に落ち着いてきたら、温めてよい時期に入ります。</p>
<p><strong>5. サポーターだけで済ませる</strong></p>
<p>サポーターや装具で動きを制限するのは、炎症を落ち着かせるうえで有効です。ただし、これは<strong>負担を減らす道具であって、原因を変えるものではありません。</strong></p>
<p>外した瞬間に元の使い方に戻れば、また同じことが起こります。実際、「サポーターをつけているあいだは楽だが外すと戻る」というご相談は非常に多いです。</p>
<h2>女性に多い理由</h2>
<p>腱鞘炎は女性に多く、とくに<strong>産後</strong>と<strong>更年期</strong>の時期に増えます。</p>
<p>女性ホルモンには、腱や腱鞘の状態に関わる働きがあると考えられており、その変動が大きい時期に起こりやすいとされています。</p>
<p>産後の方の場合、これにホルモンの変化だけでなく、<strong>授乳と抱っこ</strong>という負荷が重なります。赤ちゃんの頭を手のひらで支える姿勢は、親指と手首にとってかなりの負担です。</p>
<p>抱き方を変えられる場面では、親指を使わず手のひら全体と前腕で支える。授乳クッションを使って腕の負担を減らす。こうした工夫が、思っている以上に効きます。</p>
<h2>こんなときは整形外科へ</h2>
<ul>
<li>指が曲がったまま伸びない、伸ばすときに強く引っかかる</li>
<li>手首や指が明らかに腫れている、熱を持っている、赤い</li>
<li>複数の関節が痛み、朝のこわばりが1時間以上続く（リウマチの可能性）</li>
<li>しびれを伴う（手根管症候群など別の問題の可能性）</li>
<li>数か月続いて改善しない</li>
</ul>
<p>とくに、しびれを伴う場合は腱鞘炎ではない可能性があります。<a href="https://enshp.com/teashi-shibire-kuchikomi/">手足のしびれについてのページ</a>もご覧ください。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>当院では、腫れている腱鞘そのものを揉むことはしません。</p>
<p>その代わり、前腕から肘、肩甲骨までの張りをほどきます。指を動かす筋は、実は前腕から来ています。前腕全体が固まっていると、腱が腱鞘の中を通るときの抵抗が増えます。ここを変えると、同じ動作でもこすれる量が変わってきます。</p>
<p>さらに、肩甲骨が動かない方は、腕全体の動きを手先だけで済ませようとします。手首と指の使用量そのものが多くなっている、という構図です。</p>
<p>「どのくらいで治りますか」というご質問には、正直に、手を使う量によりますとお答えしています。使わずにいられる方と、仕事や育児で使い続ける方では経過が違います。通院の目安は<a href="https://enshp.com/pace-of-coming/">通院のペース</a>をご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/tennis-elbow-naoranai/">テニス肘が治らないとき見直す3か所</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>我慢して使い続けて、硬くなってしまう前にご相談ください。早いほど選択肢があります。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>テニス肘が「一生治らない」と言われたときに見直す3か所</title>
		<link>https://enshp.com/tennis-elbow-naoranai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 21 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[身体の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12792</guid>

					<description><![CDATA[安静にしてもサポーターをしても、肘の外側の痛みが戻ってくる。テニス肘が長引く理由と、肘以外に見直すべき3か所を荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>肘の外側が痛い。物を持ち上げるとき、タオルを絞るとき、ドアノブを回すときに響く。テニスをしていなくても起こるので、多くの方が「なぜ自分が」と思われます。</p>
<p>そして厄介なのが、安静にしていると軽くなり、使い始めるとまた戻ってくることです。これを何度も繰り返すうちに、「一生治らないのかもしれない」と感じるようになります。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/tennis-elbow-naoranai-fig1.png" alt="テニス肘が治らないときに見直す3か所の図解。手のひらを下に向けて持ち上げる動作を避ける、肩甲骨の動きを取り戻す、首の緊張を減らす。サポーターは負荷を減らす道具であること。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>肘だけを治療しても戻るのは、負担を集める条件が残っているからです</figcaption></figure>
<h2>なぜ長引くのか</h2>
<p>テニス肘（上腕骨外側上顆炎）は、手首を反らす筋の付け根に起きる問題です。この筋は、肘の外側の骨から始まって手首まで伸びています。</p>
<p>長引く理由は単純で、<strong>この筋を休ませることが日常生活ではほぼ不可能だから</strong>です。</p>
<p>物をつかむ、持ち上げる、マウスを操作する、フライパンを持つ、洗濯物を絞る。手を使うほぼすべての動作でこの筋が働きます。「安静に」と言われても、実際には安静にできません。だから治りきる前に、また負荷がかかる。この繰り返しになります。</p>
<h2>「一生治らない」わけではありません</h2>
<p>まず前提として、この症状は数か月から1年以上かかることがある一方、多くは時間とともに落ち着いていくとされています。年単位で見れば改善する方が大半です。</p>
<p>ただ、その期間が長すぎるのが問題です。そして、同じ条件のまま過ごしていると、その期間はさらに延びます。ですから、条件のほうを変えていきます。</p>
<h2>見直す3か所</h2>
<p><strong>1. 手首と前腕の使い方</strong></p>
<p>肘が痛いのに、原因の多くは手首の使い方にあります。</p>
<p>手のひらを下に向けたまま物を持ち上げる動作が、この筋にとって最も負担です。同じ物を持つのでも、<strong>手のひらを上に向けて持つ</strong>と、まったく別の筋が担当します。</p>
<p>やかん、鍋、買い物袋、赤ちゃん。持ち方を変えられるものは変えてください。これだけで一日の総負荷がかなり減ります。</p>
<p>マウスも同じです。手首を反らせた状態で長時間置いていると、その筋は休めません。リストレストで手首をまっすぐに保つ、あるいは縦型のマウスに変えるという方法があります。</p>
<p><strong>2. 肩甲骨</strong></p>
<p>見落とされがちなのがここです。</p>
<p>肩甲骨が動かないと、腕を使うときに肘から先だけで動作を完結させることになります。本来なら肩甲骨と肩関節が一緒に動いて、肘への負担を分散するはずのところが、肘に集中します。</p>
<p>テニス肘の方の肩甲骨を触ると、背中に貼りついたように動かない方が本当に多いです。肘だけを治療しても戻ってしまう理由の多くが、ここにあると当院では考えています。</p>
<p><strong>3. 首（頸椎）</strong></p>
<p>肘の外側に走る神経は、首から出ています。首の状態が悪いと、その神経が支配している筋の状態も影響を受けることが知られています。</p>
<p>デスクワークで首が前に出た姿勢が続いている方は、ここも一緒に見る必要があります。実際、首の緊張を減らすと肘の痛みの出方が変わる方がいらっしゃいます。</p>
<h2>こんなときは整形外科へ</h2>
<ul>
<li>肘が完全に伸びない・曲がらない</li>
<li>肘が腫れている、熱を持っている、赤い</li>
<li>しびれを伴う、指の力が入らない</li>
<li>転倒や打撲の直後から痛い</li>
<li>複数の関節が同時に痛み、朝のこわばりが1時間以上続く（リウマチなどの可能性）</li>
</ul>
<p>とくに最後は、テニス肘とは別の病気を考えます。</p>
<h2>サポーターの使い方</h2>
<p>肘の下に巻くバンドは、筋の付け根にかかる張力を分散させる目的のものです。使う場面では有効です。</p>
<p>ただし、つけたまま今まで通り使い続けると、痛みが減ったぶん無理をしてしまうことがあります。<strong>負荷を減らすための道具であって、負荷を増やしていい許可証ではない</strong>、と考えてください。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>当院では、痛みが出ている肘の外側を強く押すことはしません。すでに炎症のある付け根をさらに刺激しても、悪化させるだけだからです。</p>
<p>前腕の筋の張りをほどきながら、肩甲骨と胸郭の動きを取り戻し、首の緊張を減らす。肘に集中している負担を、本来分散されるはずだった場所に戻していくという考え方です。</p>
<p>痛みの経過は<a href="https://enshp.com/pace-of-coming/">通院のペース</a>もあわせてご覧ください。</p>
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<h2>あわせて読みたい</h2>
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<li><a href="https://enshp.com/kenshouen-yattehaikenai/">腱鞘炎になったらやってはいけないこと</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>「もう治らない」とあきらめる前に、肘以外を見てみませんか。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>こむら返りと「足がつる」の違い｜寝ているときに起こるのはなぜ</title>
		<link>https://enshp.com/komuragaeri-chigai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 19 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[身体の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12791</guid>

					<description><![CDATA[こむら返りと足がつるは同じもの？なぜ夜中や明け方に多いのか。つったときの正しい伸ばし方と、繰り返す場合に疑う病気を荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>夜中に突然ふくらはぎがつって、痛みで飛び起きる。しばらく動けず、翌日も張りが残る。</p>
<p>一度経験すると、また来るのではないかと不安になるものです。ここでは、まず言葉の整理から始めます。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/komuragaeri-chigai-fig1.png" alt="こむら返りの対処法の図解。急に強く引っ張らない、そのまま放置しない、水分を摂らずに寝ない、膝を伸ばしたままつま先をゆっくり手前に引き寄せる、寝る前にふくらはぎを伸ばす。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>急に伸ばすと肉離れを起こすことがあります</figcaption></figure>
<h2>こむら返りと「足がつる」の関係</h2>
<p><strong>「こむら」とは、ふくらはぎのことです。</strong> 漢字では腓と書きます。つまり、こむら返りは「ふくらはぎがつること」を指す言葉です。</p>
<p>一方「足がつる」は、足の裏、足の指、太もも、すねなど、場所を限定しない言い方です。</p>
<p>ですから、こむら返りは「足がつる」の中の一種類、ふくらはぎ限定のもの、という関係になります。まったく別のものではありません。</p>
<h2>なぜ夜中や明け方に多いのか</h2>
<p>つるのは、筋が意図せず強く収縮したまま戻らなくなった状態です。夜間に多いのには、いくつか条件が重なっています。</p>
<p><strong>1. 寝ている間の姿勢</strong></p>
<p>仰向けで寝ると、布団の重みで足首が伸びた形になります。この姿勢では、ふくらはぎの筋は縮んだ状態です。縮んだまま長時間過ごした筋は、わずかな刺激で強く収縮しやすくなります。</p>
<p>寝返りを打った瞬間や、明け方に足を伸ばした瞬間につるのは、このためです。</p>
<p><strong>2. 水分と電解質</strong></p>
<p>寝ている間は水分を摂りません。汗もかきます。血液中のナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムのバランスが崩れると、筋の収縮の制御がうまくいかなくなります。</p>
<p>夏場や、お酒を飲んだ日の夜に多いのはこの理由です。アルコールには利尿作用があります。</p>
<p><strong>3. 血流の低下</strong></p>
<p>夜間は活動が止まり、下肢の血流が落ちます。日中に立ち仕事や長時間の歩行で疲労が溜まっていると、なおさらです。</p>
<h2>つったときの対処</h2>
<p>慌てて動かすと、筋を痛めます。落ち着いて次のようにしてください。</p>
<p>ふくらはぎがつった場合は、<strong>膝を伸ばしたまま、つま先を自分のほうへゆっくり引き寄せます。</strong> タオルを足裏にかけて手前に引くと、無理なくできます。</p>
<p>急に強く引っ張らないでください。収縮している筋を勢いよく伸ばすと、肉離れを起こすことがあります。ゆっくり、痛みが引くまで保ちます。</p>
<p>治まったあとは、そのまま放置せず軽くさすって血流を促してください。翌日に張りが残るのは、強い収縮で筋にダメージが残っているためです。</p>
<h2>繰り返すときに疑うこと</h2>
<p>たまに起こるだけなら心配しすぎることはありません。ただし、次のような場合は医療機関を受診してください。</p>
<ul>
<li><strong>毎晩のように繰り返す</strong></li>
<li><strong>両足だけでなく、手や体幹もつる</strong></li>
<li><strong>足のしびれや、歩くとふくらはぎが痛んで休むと治まる</strong>が伴う（腰や動脈の問題の可能性）</li>
<li><strong>むくみ、体重の変化、強い倦怠感</strong>を伴う（甲状腺・腎臓・肝臓など）</li>
<li><strong>糖尿病の指摘がある</strong></li>
<li><strong>利尿薬などの薬を服用している</strong></li>
</ul>
<p>とくに「歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと治まる」の繰り返しは、脊柱管狭窄症や下肢の動脈の問題を疑います。内科・整形外科へご相談ください。</p>
<p>妊娠中に増えるのはよくあることですが、頻度が高い場合は主治医にお伝えください。</p>
<h2>予防としてできること</h2>
<p><strong>水分</strong> — 就寝前にコップ一杯。夜中のトイレが気になる方も、まったく摂らないより少しは摂ってください。</p>
<p><strong>寝る前のふくらはぎ伸ばし</strong> — 壁に手をついて、後ろ足の膝を伸ばしたまま体を前に倒す。左右30秒ずつで構いません。縮んだまま眠らないことが目的です。</p>
<p><strong>足首の位置</strong> — 布団が重いと足首が伸びた形で固定されます。掛け布団の足元を少し持ち上げるだけでも変わります。</p>
<p><strong>冷やさない</strong> — 夏場のエアコンで足元が冷える方は、靴下やレッグウォーマーを。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>繰り返す方を診ていると、ふくらはぎだけでなく、その上流にあたるお尻と太ももの裏に強い緊張があることが多いです。歩くときに股関節が使えていないと、ふくらはぎが一歩ごとに余分に働きます。日中に働かされ続けた筋が、夜に限界を迎えるという構図です。</p>
<p>ふくらはぎだけをほぐしても戻ってしまうのは、働かせている条件が変わっていないからだと考えています。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/sekichukan-yattehaikenai/">脊柱管狭窄症でやってはいけないこと</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/sokutei-morton-chigai/">足底腱膜炎とモートン病の違い</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>夜中に何度も起こされる状態が続くなら、体からのサインかもしれません。一度ご相談ください。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>逆子体操でやってはいけないこと｜お灸を始める前に</title>
		<link>https://enshp.com/sakago-yattehaikenai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 16 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[はりきゅう知恵袋]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12790</guid>

					<description><![CDATA[逆子と言われて自己流の体操を始める前に確認したいことがあります。避けるべきやり方と、逆子のお灸をいつから始めるのがよいかを荻窪の鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>健診で「逆子ですね」と言われると、その日から急に不安になるものです。ネットで調べて、その日のうちに逆子体操を始める方が多いと思います。</p>
<p>ただ、逆子体操は誰でもいつでもやっていいものではありません。まず確認していただきたいことがあります。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/sakago-yattehaikenai-fig1.png" alt="逆子体操でやってはいけないことの図解。長時間続ける、お腹が張っているのに続ける、自己流でお腹を押して回そうとする、体を冷やす、主治医に確認せず始める。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>お腹が張ったら、その時点で中止してください</figcaption></figure>
<h2>大前提：必ず主治医・助産師に確認してください</h2>
<p>これがいちばん大事です。</p>
<p>次のような場合、逆子体操は行わないよう指導されることがあります。</p>
<ul>
<li>前置胎盤・低置胎盤と言われている</li>
<li>お腹の張りが強い、切迫早産と言われている</li>
<li>出血がある</li>
<li>羊水の量に指摘がある</li>
<li>双子など多胎妊娠</li>
<li>過去に帝王切開や子宮の手術を受けている</li>
<li>血圧が高い</li>
</ul>
<p>自己判断で始めないでください。「逆子体操をしてもいいですか」と一言確認するだけです。当院でも、施術の前に必ず妊娠経過をうかがい、主治医の指示を優先します。</p>
<h2>やってはいけないこと</h2>
<p><strong>1. 長時間続ける・回数を増やす</strong></p>
<p>不安が強いほど「たくさんやれば早く戻る」と考えてしまいます。しかし、逆子体操は同じ姿勢を長く保つものです。お腹の張りが出やすくなります。</p>
<p>指導された時間を超えないでください。<strong>やっている最中にお腹が張ったら、そこで中止</strong>です。これは絶対に守ってください。</p>
<p><strong>2. お腹が張っているのに続ける</strong></p>
<p>張りは、体からの中止のサインです。「あと少しだから」と続けないでください。</p>
<p><strong>3. 就寝直前以外に行う（指示がある場合）</strong></p>
<p>医療機関によっては、体操のあとにそのまま横向きで寝る流れを指導することがあります。指示された手順があるなら、そちらに従ってください。</p>
<p><strong>4. 自己流で逆子を「回そうとする」</strong></p>
<p>お腹の上から手で押して回そうとする方がいらっしゃいますが、これは絶対にやめてください。胎盤の早期剥離など、重大な事態につながる可能性があります。</p>
<p>医療機関で行われる外回転術は、超音波で確認しながら、緊急対応ができる体制のもとで行われる医療行為です。家庭でできることではありません。</p>
<p><strong>5. 冷やす</strong></p>
<p>逆子と冷えの関係については、東洋医学では古くから言われてきました。お腹や足元を冷やさないようにしてください。薄着、素足、冷たい飲み物の摂りすぎは避けたいところです。</p>
<h2>逆子のお灸はいつから</h2>
<p>一般に、<strong>妊娠28週から32週ごろ</strong>が目安とされています。</p>
<p>早すぎる時期は、赤ちゃんがまだ自由に動き回れるため、逆子と言われても自然に戻ることがよくあります。逆に36週を過ぎると赤ちゃんが大きくなり、動ける余地が減っていきます。</p>
<p>ですから、逆子と言われたら早めに相談していただくほうが、選択肢が多く残ります。「もう少し様子を見てから」と思っているうちに週数が進んでしまうのが、いちばんもったいないパターンです。</p>
<h2>使うツボについて</h2>
<p>逆子のお灸では、足の小指の外側にある<strong>至陰（しいん）</strong>と、内くるぶしの上にある<strong>三陰交（さんいんこう）</strong>が古くから用いられてきました。</p>
<p>自宅で続けていただくために、当院ではお灸の据え方をお伝えしています。ただし、三陰交は妊娠中の扱いに注意が必要とされるツボでもあります。自己流で始める前に、一度説明を受けていただくほうが安心です。</p>
<h2>戻らなかった場合について</h2>
<p>正直にお伝えしますが、お灸をすれば必ず戻るとは申し上げられません。戻らない方もいらっしゃいます。</p>
<p>そして、逆子のまま帝王切開になったとしても、それは失敗ではありません。母子の安全を優先した判断です。当院では、できることをやったうえで、結果は主治医の判断に委ねるという姿勢でお受けしています。</p>
<p>逆子については<a href="https://enshp.com/sakago/">こちらのページ</a>、妊娠を望まれている方へは<a href="https://enshp.com/baby/">赤ちゃんがほしい</a>のページもご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/hiesho-chigai/">冷え性と冷え症の違い・4つのタイプ</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>逆子と言われたら、週数が進む前にご相談ください。時間の余裕があるほど、できることが増えます。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>過敏性腸症候群は何科？消化器内科で治らなかった場合</title>
		<link>https://enshp.com/ibs-nanika/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 14 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[元気に過ごす]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12789</guid>

					<description><![CDATA[検査では異常がないのに、通勤中や会議前にお腹が痛くなる。過敏性腸症候群でまず受診すべき科と、薬で変わらなかったときに考えることを荻窪の鍼灸整体院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>電車に乗るとお腹が痛くなる。会議が始まる前にトイレに行きたくなる。大事な予定の前ほどひどくなる。</p>
<p>検査では異常なし。それでも症状は毎日ある。過敏性腸症候群（IBS）でお困りの方は、この状態を長く続けていることが多いです。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/ibs-nanika-fig1.png" alt="過敏性腸症候群の受診先の図。血便や体重減少や発熱や夜間の症状があれば必ず消化器内科、通常の入口も消化器内科、ストレスとの関係が強い場合は心療内科。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>血便・体重減少・夜間の症状があれば必ず受診してください</figcaption></figure>
<h2>受診先</h2>
<p><strong>消化器内科</strong>が基本の入口です。まず、ほかの病気ではないことを確かめる必要があります。</p>
<p><strong>心療内科</strong>も選択肢になります。ストレスとの関係が強いタイプでは、こちらのほうが合うことがあります。消化器内科で改善しなかった場合の次の一手として考えてください。</p>
<p>かかりつけの<strong>内科</strong>でも初期の対応は可能です。</p>
<h2>その前に、この症状があれば必ず受診を</h2>
<p>過敏性腸症候群は「ほかの病気ではないこと」を確かめたうえでつけられる見方です。次の症状があるときは、自己判断せず必ず消化器内科を受診してください。</p>
<ul>
<li><strong>血便</strong>、黒いタール状の便</li>
<li><strong>体重が意図せず減っている</strong></li>
<li><strong>発熱</strong>が続いている</li>
<li><strong>夜間に症状で目が覚める</strong></li>
<li>50歳以降で初めて出た症状</li>
<li>家族に大腸がんや炎症性腸疾患の方がいる</li>
<li>貧血を指摘されている</li>
</ul>
<p>とくに血便と体重減少は重要です。</p>
<h2>タイプによって対処が変わります</h2>
<ul>
<li><strong>下痢型</strong> — 突然の便意、水様便。男性に多い傾向</li>
<li><strong>便秘型</strong> — コロコロした便、残便感。女性に多い傾向</li>
<li><strong>混合型</strong> — 下痢と便秘を繰り返す</li>
</ul>
<p>同じ病名でも、薬も食事の工夫も変わります。ご自身がどれなのかを医師に正確に伝えてください。</p>
<h2>薬で変わらなかったときに考えること</h2>
<p>処方された薬で改善する方もいれば、あまり変わらない方もいます。変わらなかった場合、次のような視点があります。</p>
<p><strong>食事の内容</strong> — 一部の糖質（発酵しやすい糖質）が症状を強めることが知られています。合わないものを見つけるには、食べたものと症状を記録するのが確実です。乳製品、小麦、玉ねぎ、豆類などが候補になります。カフェインとアルコールも影響します。</p>
<p><strong>症状のパターン</strong> — いつ出るかを記録してください。特定の場面（通勤、会議、試験）に集中しているなら、腸そのものより、その場面に対する体の反応が中心にあります。</p>
<p><strong>「また出るかもしれない」という予期</strong> — お腹を壊すことを心配するほど、実際に症状が出やすくなります。この悪循環に入っている方は多く、ここは心療内科や認知行動療法の対象になります。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>腸の動きは、自律神経によって調整されています。緊張している場面で症状が出るのは、自律神経の切り替えが関係しているからです。</p>
<p>当院にお越しになる方を診ていると、みぞおちの奥と、背中の中央あたり（胸椎の中位）に強い緊張を抱えている方が多くいらっしゃいます。ここは、腸につながる自律神経が背骨から出ていく高さにあたります。</p>
<p>また、呼吸が浅い方も多いです。横隔膜は腸の真上にあり、深い呼吸のたびに内臓を動かしています。呼吸が浅いと、この動きが失われます。</p>
<p>当院では、お腹を直接触る施術と、背中側から自律神経の条件を整える施術を組み合わせます。鍼灸は、こうした自律神経が関わる症状に対して古くから用いられてきました。</p>
<p>もちろん、これで完全に解決するとは申し上げません。医療機関での検査と治療を受けたうえで、体の側から条件を整えるという位置づけです。</p>
<p>実際に来院された方の感想は<a href="https://enshp.com/ibs/">過敏性腸症候群で鍼灸治療を受けにきた方の感想</a>、鍼灸治療そのものについては<a href="https://enshp.com/about-shinkyuchiryou/">こちらのページ</a>をご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/jiritsushinkei-nanika/">自律神経失調症は何科に行けばいい？</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/hiesho-chigai/">冷え性と冷え症の違い・4つのタイプ</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>「検査で異常なし」で行き止まりになってしまった方こそ、ご相談いただければと思います。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の違い｜同じしびれでも原因が違います</title>
		<link>https://enshp.com/zakotsu-hernia-kyousaku-chigai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 12 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[腰痛]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12788</guid>

					<description><![CDATA[お尻から足のしびれで使われる3つの言葉。坐骨神経痛は症状名、ヘルニアと狭窄症は原因の名前です。前かがみで楽になるかどうかで見分ける方法を荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「坐骨神経痛と言われた」「椎間板ヘルニアと言われた」「脊柱管狭窄症と言われた」。3つとも、お尻から足にかけてのしびれや痛みで出てくる言葉です。</p>
<p>まず整理しておきたいのが、この3つは同じ並びの言葉ではないということです。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/zakotsu-hernia-kyousaku-chigai-fig1.png" alt="椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症と梨状筋症候群の比較表。前かがみになったときの変化、つらい姿勢、歩行との関係、年齢の傾向、注意点の違い。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>同じ「お尻から足の痛み」でも、やることは逆になります</figcaption></figure>
<h2>坐骨神経痛は「病名」ではありません</h2>
<p><strong>坐骨神経痛は、症状の呼び名です。</strong> 頭痛や腹痛と同じで、どこがどう痛いかを言っているだけで、原因は指していません。</p>
<p>そして<strong>椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症は、原因の名前です。</strong> どちらも坐骨神経痛を引き起こします。</p>
<p>つまり「坐骨神経痛の原因が椎間板ヘルニアだった」「坐骨神経痛の原因が脊柱管狭窄症だった」という関係です。この2つ以外にも、梨状筋というお尻の筋による圧迫、仙腸関節の問題など、原因は複数あります。</p>
<p>ですから「坐骨神経痛です」と言われただけでは、まだ何も決まっていません。原因を絞るのが次のステップです。</p>
<h2>いちばん分かりやすい見分け方：前かがみで楽になるか</h2>
<p>これが実用的です。</p>
<p><strong>椎間板ヘルニア</strong> — 腰を丸めて前かがみになると<strong>悪化</strong>します。座っているとつらく、立っているほうが楽。車の運転や、長時間のデスクワークでしびれが強くなる。朝の洗顔や靴下をはく動作がつらい。</p>
<p><strong>脊柱管狭窄症</strong> — 腰を反らすと悪化し、<strong>前かがみになると楽</strong>になります。しばらく歩くとしびれて歩けなくなり、前かがみで休むとまた歩ける（間欠性跛行）。自転車なら平気で長く乗れる。</p>
<p>理由は構造にあります。腰を丸めると、背骨の中を神経が通るトンネルは広がり、椎間板の後ろ側には圧がかかります。腰を反らすと逆になります。だから前かがみの効果が正反対になるわけです。</p>
<h2>年齢の傾向も違います</h2>
<p><strong>椎間板ヘルニア</strong>は20代から40代に多く見られます。椎間板の中身に水分がしっかりある年代で起こりやすいとされています。</p>
<p><strong>脊柱管狭窄症</strong>は50代以降に多く、加齢に伴う変化が背景にあります。</p>
<p>もちろん例外はありますし、両方を併せ持つ方もいらっしゃいます。</p>
<h2>梨状筋による圧迫の場合</h2>
<p>画像に異常がないのに坐骨神経痛が出ている方では、お尻の奥にある梨状筋という筋の緊張が関係していることがあります。</p>
<p>坐骨神経はこの筋のすぐ近く、あるいは筋の中を通り抜けています。長時間座る仕事の方、片側のお尻に体重を乗せる癖がある方に見られます。</p>
<p>前かがみでも反らしても大きく変わらず、<strong>座っている時間の長さで悪化する</strong>なら、この可能性を考えます。</p>
<h2>すぐに受診すべきサイン</h2>
<p>原因が何であれ、次の症状は緊急性が高い状態です。整形外科をすぐに受診してください。</p>
<ul>
<li>尿が出にくい、失禁する、お尻まわりの感覚が鈍い</li>
<li>両足に同時にしびれや脱力が出ている</li>
<li>足首やつま先に力が入らず、つまずく</li>
<li>安静にしていても激しく痛み、夜眠れない</li>
<li>発熱や体重減少を伴う</li>
</ul>
<h2>対処が変わるということ</h2>
<p>見分けが大事なのは、やるべきことが逆になるからです。</p>
<p>ヘルニアの方に「腰を丸めるストレッチ」を勧めれば悪化します。狭窄症の方に「腰を反らす体操」を勧めれば同じく悪化します。ところが、どちらも世の中では「腰痛にいい体操」として紹介されています。</p>
<p>自分がどちらなのかを知らないまま、動画で見つけた体操を始める。これがいちばん危ないパターンです。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>当院では、まずどの動きで症状がどう変わるかを一つずつ確認します。前に曲げる、後ろに反らす、横に倒す、ひねる。この結果から原因のある場所を絞り込みます。</p>
<p>そのうえで、原因の場所に負担をかけ続けている条件を探します。ヘルニアの方なら股関節が動かないぶん腰が丸まっている、狭窄症の方なら股関節が伸びないぶん腰を反らして歩いている、といった具合です。</p>
<p>来院された方の経過は<a href="https://enshp.com/zakotsu-herniated-disc-kuchikomi/">坐骨神経痛・椎間板ヘルニアの口コミ</a>、腰痛全般は<a href="https://enshp.com/youtsu-kuchikomi/">腰痛治療の評判と口コミ</a>をご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/zakotsu-yattehaikenai/">坐骨神経痛でやってはいけない5つのこと</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/sekichukan-yattehaikenai/">脊柱管狭窄症でやってはいけないこと</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/hernia-yattehaikenai-stretch/">椎間板ヘルニアで避けたい運動</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>自分がどのタイプなのかを確かめるところから始めましょう。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>顎関節症でやってはいけないこと｜顎を鳴らす癖が続く理由</title>
		<link>https://enshp.com/gakukansetsu-yattehaikenai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[身体の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12787</guid>

					<description><![CDATA[口が開かない、開けるとカクッと鳴る、顎が痛い。良かれと思ってやっている習慣が顎関節症を長引かせていることがあります。避けたい5つのことを荻窪の整体鍼灸院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>口を開けるとカクッと音がする。大きく開けられない。こめかみや顎が痛い。</p>
<p>顎関節症は、放っておいても軽くなることがある一方で、悪い習慣が続いていると長引きます。ここでは、やめていただきたいことをお伝えします。</p>
<p>まず、次の場合は歯科口腔外科を受診してください。</p>
<ul>
<li>口が指2本分（およそ3センチ）も開かない</li>
<li>顎が外れて閉じられない</li>
<li>顎が急に大きく腫れた、発熱がある</li>
<li>噛み合わせが急に変わった</li>
</ul>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/gakukansetsu-yattehaikenai-fig1.png" alt="顎関節症でやってはいけないことの図解。顎をわざと鳴らす、硬いものや大きいものを食べる、片側だけで噛む、上下の歯を接触させ続ける、頬杖やうつ伏せ寝。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>気づいたときに顎の力を抜く、が一番効きます</figcaption></figure>
<h2>1. 顎をわざと鳴らす</h2>
<p>音が鳴ると、何かが「はまった」ような感覚があるので、癖になりやすいです。</p>
<p>しかし顎関節の音は、関節の中にある関節円板というクッションが、本来の位置からずれて引っかかり、通り抜けるときに出ています。鳴らすたびに、ずれた円板が無理に通過している状態です。</p>
<p>音が出ること自体は、痛みがなければ経過をみてよいとされています。ただし、<strong>自分から鳴らしにいくのは別</strong>です。やめてください。</p>
<h2>2. 硬いもの・大きいものを食べる</h2>
<p>フランスパン、するめ、氷、ガム。痛みがある時期は避けてください。</p>
<p>見落とされがちなのがハンバーガーや厚いサンドイッチです。大きく口を開ける動作そのものが負担になります。小さく切って食べてください。</p>
<h2>3. 片側だけで噛む</h2>
<p>左右どちらかで噛む癖がある方は非常に多いです。片側だけを使い続けると、その側の関節と筋にだけ負担が集中します。</p>
<p>ご自身では気づきにくいので、食事のときに意識して確認してみてください。虫歯や被せ物の違和感で片側を避けている場合は、そちらの治療が先です。</p>
<h2>4. 上下の歯を接触させ続ける</h2>
<p>これがいちばん見落とされている点かもしれません。</p>
<p>本来、リラックスしているとき上下の歯は接触していません。わずかにすき間が空いているのが正常です。ところが、パソコン作業中や集中しているとき、無意識に上下の歯を軽く合わせ続けている方がいます。</p>
<p>強く噛みしめていなくても、接触が続けば筋は働き続けます。一日の大半、顎の筋が休めない状態になります。</p>
<p>対策は単純で、<strong>気づいたときに顎の力を抜く</strong>ことです。パソコンやスマートフォンに「歯を離す」と書いた付箋を貼って、目に入るたびに確認するという方法をとる方もいます。</p>
<h2>5. 頬杖・うつ伏せ寝</h2>
<p>顎に外から力をかけ続ける姿勢です。頬杖は片側の顎関節を押し込みます。うつ伏せ寝は、体重の一部が顎にかかります。どちらも毎日続けば影響が出ます。</p>
<h2>マウスピースで治らないとお困りの方へ</h2>
<p>歯科でマウスピースを作ったのに変わらない、というご相談をよくいただきます。</p>
<p>マウスピースは、噛みしめによる歯と関節へのダメージを減らす装置です。これは大事な役割です。ただし、<strong>噛みしめる理由そのものを取り除くものではありません。</strong> ですから、噛みしめの背景が変わらなければ、症状が残ることがあります。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>顎を動かす筋は、顎だけについているわけではありません。側頭部、頬、そして顎の下から首、鎖骨へとつながっています。</p>
<p>顎関節症の方の多くは、首の前側と後頭部にも強い緊張を抱えています。頭が前に出た姿勢では、下顎は重力で下がろうとし、それを支えるために顎の筋が働き続けることになります。つまり、顎の問題に見えて、頭の位置の問題であることがあります。</p>
<p>当院では、顎まわりと同時に首と背中の状態を診ます。顎だけを緩めても、頭の位置が変わらなければ戻ってしまうためです。</p>
<p>なお、噛み合わせや歯の治療そのものは歯科の領域です。当院では扱いません。歯科での治療と並行して、筋と姿勢の側からできることをご提案しています。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/mouthpiece-naoranai/">マウスピースで顎関節症が治らない理由</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/zutsuu-mikiwake/">緊張型頭痛と片頭痛の見分け方</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>「歯科では異常なしと言われたけれど痛い」という状態でお困りの方は、一度ご相談ください。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>起立性調節障害は何科？朝起きられない中高生の受診先</title>
		<link>https://enshp.com/kiritsusei-nanika/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ensemble]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 07 Oct 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[自律神経失調]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://enshp.com/?p=12786</guid>

					<description><![CDATA[朝どうしても起きられない、午後になると元気になる。怠けではなく起立性調節障害の可能性があります。何科を受診すればいいか、大人の場合はどうかを荻窪の鍼灸整体院がご説明します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>朝どうしても起きられない。起こしても体が動かない。ところが午後になると元気になって、夜は眠れない。</p>
<p>この状態が続くと、周囲からは「怠けている」「夜更かししているせいだ」と見られがちです。ご本人がいちばんつらい思いをします。</p>
<p>しかし、起立性調節障害という体の問題である可能性があります。まず、どこに相談すればいいのかをお伝えします。</p>
<p><!-- enshp-fig --></p>
<figure class="enshp-fig"><img src="https://enshp.com/wp-content/uploads/2026/09/kiritsusei-nanika-fig1.png" alt="起立性調節障害の相談先の図。小学校高学年から高校生は小児科、大人は循環器内科や脳神経内科や心療内科、体重減少や発熱や失神を繰り返す場合は起立性調節障害として様子を見ずに受診する。" width="1200" loading="lazy" decoding="async" /><figcaption>まず小児科へ。そのうえで体の側からできることがあります</figcaption></figure>
<h2>受診先</h2>
<p><strong>小児科</strong>が基本の入口です。小学校高学年から高校生に多く、小児科で診断・治療が行われます。かかりつけの小児科でまず相談してください。</p>
<p><strong>思春期外来・心療内科（小児）</strong> を掲げている医療機関があれば、そちらでも構いません。</p>
<p><strong>大人の場合</strong>は、小児科では対応が難しいことがあります。<strong>循環器内科</strong>または<strong>脳神経内科</strong>、あるいは<strong>心療内科</strong>が入口になります。成人では体位性頻脈症候群など、別の名前で扱われることもあります。</p>
<h2>起立性調節障害でよくある症状</h2>
<ul>
<li>朝起きられない。起こしても意識がはっきりしない</li>
<li>立ち上がったときに立ちくらみ、目の前が暗くなる</li>
<li>立っていると気分が悪くなる、倒れそうになる</li>
<li>午前中は調子が悪く、午後から夕方に回復する</li>
<li>頭痛、腹痛、倦怠感</li>
<li>動悸、乗り物酔いしやすい</li>
<li>夜になると目がさえて眠れない</li>
</ul>
<p>この「午後から回復する」というパターンが特徴的です。怠けであれば一日中同じはずですが、そうではありません。</p>
<h2>受診前に確認しておくと役に立つこと</h2>
<p>診察のとき、次を伝えられると話が早く進みます。</p>
<ul>
<li>起きられない状態がいつから続いているか</li>
<li>朝と午後で、どのくらい調子が違うか</li>
<li>立ち上がったときに具体的に何が起こるか</li>
<li>一日の睡眠時間と、実際に眠った時刻・起きた時刻</li>
<li>食事の量と回数、水分と塩分の摂取量</li>
<li>学校や家庭で変化があったか</li>
</ul>
<p>なお、次の場合は起立性調節障害として様子を見ず、早めに受診してください。</p>
<ul>
<li>体重が短期間で大きく減っている</li>
<li>発熱が続いている</li>
<li>失神を繰り返す、胸の痛みや強い動悸を伴う</li>
<li>気分の落ち込みが強く、意欲が完全に失われている</li>
</ul>
<h2>生活の中で試せること</h2>
<p>医療機関でも指導される内容ですが、家庭でできることがあります。</p>
<p><strong>水分と塩分</strong> — 血液の量が足りないと立ち上がったときに血圧が保てません。水分を意識して増やす、塩分を極端に控えないことが勧められます。ただし持病がある場合は主治医の指示に従ってください。</p>
<p><strong>立ち上がり方</strong> — 急に立たない。頭を下げたままゆっくり立ち上がり、最後に頭を上げる。これだけで立ちくらみが軽くなることがあります。</p>
<p><strong>日中に横にならない</strong> — 横になる時間が長いほど、立ったときに血圧を保つ働きが鈍ります。つらくても、日中は座って過ごすほうがよいとされています。</p>
<p><strong>朝の光</strong> — カーテンを開けて光を入れる。体内時計を整える意味があります。</p>
<h2>当院での考え方</h2>
<p>起立性調節障害は、自律神経による血圧の調整がうまくいかない状態です。当院では、この調整に関わる条件を体の側から整えることを目的にしています。</p>
<p>とくに首の付け根から背中にかけての緊張が強い方が多く見られます。自律神経は背骨に沿って走っているため、ここの状態が調整のしやすさに影響していると当院では考えています。また、呼吸が浅く胸郭が動いていない方も多いです。</p>
<p>鍼灸は刺激量の調整ができるため、体力が落ちている状態でも受けていただけます。お子さんの場合は、刺さない鍼（てい鍼）やお灸で対応することもあります。</p>
<p>ただし、これは医療機関での診断・治療に代わるものではありません。まず小児科で診てもらったうえで、並行してできることという位置づけです。<a href="https://enshp.com/jiritsushinkei/">自律神経失調症と鍼灸治療について</a>もご覧ください。</p>
<p><!-- enshp-related --></p>
<h2>あわせて読みたい</h2>
<ul>
<li><a href="https://enshp.com/jiritsushinkei-nanika/">自律神経失調症は何科に行けばいい？</a></li>
<li><a href="https://enshp.com/fumin-nanika/">不眠は何科？</a></li>
</ul>
<h2>荻窪あんさんぶる治療院より</h2>
<p>「怠けているわけではない」ということが分かるだけでも、ご本人もご家族も少し楽になります。まず受診を、そのうえでご相談ください。</p>
<p>荻窪駅から徒歩4分、土日祝日も診療しています。<a href="https://enshp.com/contact/">ご予約・ご相談</a>はこちらから、お電話は 050-5577-0244 へどうぞ。</p>
<p><!-- enshp-author --></p>
<h2>この記事を書いた人</h2>
<p><strong>古田諭志</strong>（荻窪あんさんぶる治療院 院長／鍼灸師）</p>
<p>東洋鍼灸専門学校を卒業後、ネパールでの鍼灸ボランティアを経て、2011年1月に杉並区南荻窪で開業。これまでの施術数はのべ約30,000名（2019年12月時点）。中医学の専門誌『中医臨床』に症例検討を複数回寄稿しています。<a href="https://enshp.com/introducing-the-director/">院長紹介はこちら</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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	</channel>
</rss>
