2月29日は4年に一度のうるう年、そしてゴロで「ニンニクの日」だそうです。
私もにんにくは、大好きです!パスタや焼き肉、そして丸揚げ、色々な料理に独特の香りで食欲をそそられます。
明日が仕事でなければ食べたいとこですが・・・(T_T)。
にんにくは5000年以上も昔、古代エジプト時代から強壮効果が高いと食されていました。独特のにおいはアリシン(硫化アリル)によるものです。
一般的には、「大蒜」と書きますが、ごれは中医学の五行、辛味や臭気の強い5種の野菜。大蒜、韮(にら)、葱(ねぎ)、辣韮(らっきょう)、野蒜(のびる)の五辛から由来し、もうひとつ、強烈なにおいとあらゆる困難に耐え忍ぶという意味の仏教用語、「忍辱」と書く場合もあるそうです。
大蒜の効果効能
中医学ではにんにくは、
性味、温・辛(温める作用)
帰経、脾・胃・肺・大腸(作用する藏府)
働き、1:健胃止痢(胃を健やかに、下痢を止める)
2:殺虫(寄生虫の駆除など)
3:辛温散寒(からだを温めて、寒邪をおいだす)
4:解毒腫毒(外用)皮膚炎や瘡瘍腫毒の初期
5:排膿止痒(外用)かゆみ、化膿症
他には、疲労回復・強精・強壮・ガン予防など
薬膳として、
胃の冷痛には、にんにくの酢漬け、または、山楂子、陳皮などと配伍する。
軽い細菌性下痢には、にんにくをすりつぶし、黒砂糖を加え煮る。
疲労回復には、豚肉やかれい、大豆などビタミンB1が豊富な食品と調理。
ガン予防には、オクラ、ブロッコリー、にんじんなどビタミン豊富な緑黄色野菜と一緒に調理。
注意として、
生地黄・何首烏・牡丹皮・蜂蜜と一緒に用いない。
肝陽亢盛、陰虚による微熱、痰湿の者は控える。
補剤服用中は禁忌。
外用すると、発赤、水泡が出る場合があるので長時間配布しない。
などあります。
最近は無臭にんにくもありますがやっぱり強烈なにおいがするのを食べたいですね。
食後のエチケットお忘れなく!!