チンパンジーの赤ちゃんの生まれ方は、ヒトと同じ「母親の背中向き」―。林原生物化学研究所類人猿研究センター（玉野市沼）は、飼育しているチンパンジー３頭の出産映像から、類人猿の定説を覆す可能性のある生態を明らかにし、20日、英王立協会の学会誌（電子版）に発表した。
これまでチンパンジーやニホンザル、オランウータンといった霊長類の赤ちゃんは、出産直後から抱いてもらえるよう母親の腹側を向いて生まれるとされていた。唯一の例外は、背中側を向いて生まれるヒト。二足歩行という特殊な進化で骨盤や産道に変化が生じたためという。
しかし、同センターが竹下秀子・滋賀県立大教授（比較行動発達学）と共同で２００５年７月から08年９月にかけての３頭の出産映像を検証したところ、どの赤ちゃんもヒトと同じ、背中側を向いて生まれたことが分かった。さらに、３頭の母親は生まれ落ちた赤ちゃんをすぐに引き寄せて抱っこ。
「背中向きの出産は赤ちゃんを抱くのが難しく、不自然な形」という人類学的な見方と異なる行動も示した。 同センターは今後、チンパンジーの身体構造の分析などを通して、背中向き出産の条件を検証する方針。
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011042021144975/山陽新聞電子版より
チンパンジーってやはり人に近いんですね。
さて、あんさんぶる的には鍼灸の内容に絡めたいと思います。
妊娠中の方に是非こんなツボはいかがでしょうか？
三陰交（さんいんこう）
内くるぶしから自分の指四本分上
三陰交というツボは、婦人病によく使われます。安産のお灸ともいわれ、妊娠中のつわり、妊娠中毒症、静脈瘤、便秘などにも効果的です。また足がむくむ、だるい、つっぱる、などというときにお灸をするとその効果がよくわかります。
出産のときには、分娩時間が短い、出血量が少ない、などというように、お産が軽くなります。そして、胃腸の丈夫な赤ちゃんが生まれてくるともいわれています。ここにせんねん灸等で温めてください。（念のため、安定期以降からがベターと思います。）やけどには注意してくださいね。
あんさんぶる治療院では婦人科の治療もおこなっております。
