お灸の効果を実感するなら夏がおすすめ!その理由は◯◯

杉並区荻窪も毎日暑い日ばかりです。体感温度は35度は軽く超えていると思います。

今回は、暑いのに熱いお灸のお話です。

お灸の効果を実感した人いますか?

お灸は熱いって聞いているし、やけどになりそうで怖い。と思っている人が多いと思います。

だけど、お灸ってすごいんですよ。
お灸の効果を感じるには、寒い冬の方がいいというイメージがあると思います。たしかにそうです。
だけどお灸の効果を一番実感してもらえるのはこの暑い夏です。

夏場のエアコンで身体が冷える

荻窪にある当鍼灸院でも夏場の方がお灸の出番が増えて、お灸の効果を改めて実感しています。

お灸の効果その1:アンチエイジング

お灸により熱の刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。すると、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか、リンパの流れが改善されます。
そうするとむくみの解消にもつながります。
お灸の温熱効果によって血液の循環が促進されて血管の収縮・拡張、局所の充血や貧血を調整してくれます。

お灸の効果2:むくみや冷え性の改善

不定愁訴の改善
人の身体には「経絡(けいらく)」というツボをつなげるルートが、全身をたくさんめぐっています。

東洋医学でいうエネルギー(気)が不足したり、その流れが滞ると体が不調をきたすと考えられています。

この経絡の上にあって、反応がでる箇所が「経穴(けいけつ)」、いわゆる「ツボ」です。

ツボのもつ独特の作用を利用してそれを刺激することによって、冷え症や肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などといった体のさまざまな症状の改善が期待できます。

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 お灸の効果3:リラックス作用

もぐさの有効成分としてシネオールという香織成分があります。シネオール?聞いたことありません。と、いう人も多いと思いますが、アロマテラピーによく使われる精油の一つ「ローズマリー」にも含まれています。

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自律神経って聞いたことありますか?

交感神経と副交感神経に分類され、交感神経は興奮状態や戦う時に優位になるとされています。副交感神経はリラックスした時に優位になるといわれています。

シネオールは、交感神経の働きを抑えて副交感神経の働きを強める効果があります。

これにより、脳を落ち着かせる効果、睡眠を促す効果などのリラックス作用があります。
交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れると、
身体が
なんとなく「だるい」
なんとなく「疲れが取れない」
なんとなく「よく眠れない」

という、いわゆる『なんとなく不調』に陥ります。そういう症状が続くと確実に「身体の冷え」にもつながります。

冷え性の原因は体質なの?

冷え症に悩む女性は多いですよね。

しかしその冷え症、体質だとか生まれつきだと考えている方も多いと思いますが、果たして本当にそうでしょうか。

交感神経と副交感神経の自律神経のバランスが崩れた結果の冷え症ではありませんか?

中医学でおこなう「舌診」で冷えの症状が出ていないのに、自覚で冷えるという方が多いです。
こういう女性はおそらく自律神経の乱れがベースにある「冷え性」だと思います。
東京など都心部は特にかも知れませんが、ストレスが多く、交感神経が優位に働きがちです。実は冷房のきいた室内に長時間いることも交感神経を優位にさせる原因となります。

大切なのは日々の生活の中でリラックスとリフレッシュを意識して、交感神経と副交感神経の切り替えを上手くすることです。

 

お灸は自宅でもできる治療法、リフレッシュ法

江戸時代から民間療法として庶民に浸透していました。

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お灸の温熱刺激で治療できます。
お灸のけむりに含まれる香り成分シネオールの作用でリラックスできます。
荻窪にある当鍼灸院は鍼を利用する事が多いですが、自律神経に関係している症状。冷えの症状。過敏性腸症候群のような自律神経からの乱れによる胃腸障害や、婦人科疾患にはお灸の出番が増えていきます。

そういう症状が増える夏場こそお灸と思っています。

さぁあなたも今日からお灸女子デビューしませんか?

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