1~2年に一度のぎっくり腰寸前で来院された40代女性の一症例
1~2年に一度のぎっくり腰寸前で来院された40代女性の一症例

Q:当院」に来店する前は、どんなことで悩んでいましたか?

腰痛肩こり

Q:「当院」を知ってすぐに来店しましたか? しなかったとしたらなぜですか?

すぐ、来店した。

Q: 何が決めてとなって、「当院」に来店されたのですか?

知り合いのお勧め

Q:実際に「当院」の施術を受けられていかがですか?

理屈が良くわかり納得して受けられる。

Q: 同じような症状で苦しんでいる患者さんへのアドバイスやメッセージをお願いします。

痛みをごまかしてすごすより、きちんと体と対話して 向き合うと楽になると思います。

お名前

性別 女

年齢 40代

職業 会社員

1~2年に一度のぎっくり腰寸前で来院された40代女性の一症例

1~2年に一度のぎっくり腰寸前で来院された40代女性の一症例

お友達の紹介で来院。腰が固まった状態が2,3日前からでてきて、立ったりしゃがんだりがつらいとのこと。

もともと腰痛・肩こりはひどいそうです。

ぎっくり腰寸前の状態を整体治療的に診断

右に傾きやすく右にねじりやすい。股関節は右が開きやすい

ぎっくり腰寸前の状態を鍼灸治療的に診断

特記事項なし

ぎっくり腰寸前の状態を整体鍼灸で治療

1回目

腰が固まってかなり辛いので、うつ伏せでの施術はおこないません。

まだ楽な仰向けで施術をおこないます。

右太谿

整体治療で体幹調整

右陽陵泉

整体治療で右股関節の調整

座った状態で痛みチェック

前屈すると、骨盤のすぐ上(関元兪)が痛む

関元兪に置き鍼

感想:だいぶいい。これなら明日仕事に行けそう。


2回目1週間後来院

次の日は仕事で疲れたけど最後までできた。その後子供がインフルエンザになり、昨日まで仕事は休んでいた。

今回はうつ伏せになれたので、うつ伏せから施術スタート。

大椎

右陽陵泉

感想:腰大丈夫!


3回目11日後来院

テレビをみながら昨日、片足スクワットをマネしてみたら、腰が痛くなった。とくに左側。

大椎

右太谿

右陽陵泉

座った状態で痛む箇所、左側ウエストライン付近に運動鍼(痛む箇所に鍼をして患部を動かす)

感想:痛みなくなった。

指導:筋トレをするならストレッチをしてから。

痛みは、かなり軽減するが、原因になっている箇所に疲労がたまりやすいので、定期的な来院を指導。

ぎっくり腰寸前の状態がなぜ改善できたかの考察

学生時代はバレーボールをされていたので、女性のなかでは、筋力が多いほうだと思います。

筋力があるのに、なぜ1~2年に一度ぎっくり腰になるのでしょうか?

それは、体幹のメインになる筋肉の質がよくなかったからです。

体幹のメインになる筋肉=大腰筋(腸腰筋)がかなり硬くすじばった状態でした。

大腰筋

大腰筋は縮んでいくと、前傾姿勢(猫背)になってしまうので、背筋を使って多くのかたが姿勢を保とうとします。

今回の患者さんも姿勢を保とうと無理に筋肉を使用していました。

その結果、座って前屈みになろうとすると、腰と骨盤の境に痛みがでやすくなっていました。

日頃の姿勢により、反り腰タイプになっていたのです。曲げると腰と骨盤の境の筋肉が伸びなくて痛みになっていました。

よい姿勢を意識して、反りすぎている人は本来楽なはずの力を抜いた姿勢(猫背姿勢)で痛みが出てしまいます。

このような状況では、長時間歩いたり、座ったりしていると痛みに変わります。

このような人は、膝を抱えて丸まり背中・腰のストレッチを積極的におこなう必要があります。

ぎっくり腰っぽい痛みがある人は、まずは気軽に相談してみてくださいね。

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