整体と鍼灸はどっちがいいの?
私の症状は、整体と鍼灸どちらがいいのですか?
よく受ける質問ですが、鍼灸への恐怖感、費用の問題などを考慮しなくて良いなら鍼灸をお勧め致します。なぜなら、鍼灸の場合、気の過不足を調整し、内からの調整もできる為です。
詳しくはこちら ⇒ 整体と鍼灸はどっちがいいの?
整体は骨をバキバキするのですか?
いいえ、当院のバランス整体は骨を鳴らす事は致しません。骨は単体で動く事はできません。骨を矯正してもまたすぐに戻ってしまいます。この解剖学的事実があるので、骨を鳴らして矯正する事はございません。
あと指圧のような事もおこないません。筋肉は無駄に触ると疲労がたまり余計バランスを崩してしまいます。そして、長期間指圧やマッサージを受けた筋肉は硬くなり、身体を悪くしてしまいます。
治療風景の動画でご確認ください。ノーカットの為、8倍速になっています。音声はでません。
さらにくわしくはこちらの記事をご覧ください>>整体のボキボキって効果あるの?【暴露】現役整体師が語る業界の裏側
鍼は痛く無いですか?
鍼は最も細い注射針の穴に入ってしまうほどの細さだから、鍼の痛みは注射の10分の1ほどの痛みに過ぎません。さらに詳しく説明すると、鍼は0.2mm前後の太さで、髪の毛が0.16~0.17mm、とほぼ同じ太さです。鍼が痛くないと言えば嘘になります。しかし、注射の印象があるのなら鍼はほぼ無痛に近いです。
こちらの記事でさらにくわしく>>はり灸って痛いですか??
当あんさんぶる鍼灸院は、鍼灸だけでなく整体での施術も得意にしています。鍼治療に抵抗がある人には、まず整体で施術をします。
症状にもよりますが、1クール6回になることが多いので施術の効果が悪ければ鍼を1本だけなど最小の数を使うことを提案します。
女性は痛みに強く、「治るなら何でもやってください!」というかたが多いです。とにかく最初から無理やりすることはありません。
臆病な患者には刺入する穴を極端に少なくしています。と言っても私は鍼の本数は2本~3本くらいが基本の本数です。
他院は、腰痛なら腰に鍼をズバズバ。肩こりなら肩に鍼をズバズバ。1部位に5~6本打つのは当たり前の鍼灸院が多いのではないでしょうか?
そうると、いくら技術があったり、鍼が細いと言ったりしても痛く感じるリスクも高くなります。
- 雑談をしながら気が紛れているうちに鍼を打つ
- ツボに刺せば痛くないという半分本当で半分ウソをつく
- 治療に関係のない、痛みを感じにくいツボに鍼を打つ
まさに「だまし討ち」をする鍼灸院もあるので注意が必要です。
鍼のあと、お風呂に入ってもいいですか?
鍼を刺した穴は一瞬のうちに塞がります。だから入浴しても差し支えありません。
病院でインフルエンザなどの注射をするとお風呂に入らないように注意される場合があるため、こういう心配をされるかたは、鍼の穴が残っていて、そこから空気中の細菌が侵入しないかと心配していると思います。
現代の日本で使っている鍼灸用のハリは細いので感染などはかなり考えにくいです。ただ初診の場合、体質や性格がわからないので100%は言い切れません。
そして、 お風呂は「治療後1時間ぐらいしてから入ったほうがいいですよ」と 告げています。
ただし、治療後(とくに鍼や整体がはじめての人)は、軽く運動したのと同じです。日頃運動していない人は疲れます。だから軽めのシャワーか、しばらく時間を空けて短い時間で入浴してください。
神経質すぎる人は、針治療にかかわらず些細なリスクも負いたくないと考える人もいます。そういう方はまったく触れない気功などがよいかもしれません。(医学的に立証されていないので効果があるかは不明ですが。)
鍼の消毒は大丈夫ですか?
当院は、全て個別包装の使い捨て鍼を使用しております。
古い鍼灸院だと、高圧滅菌器を使用した消毒をおこなっている治療院もあります。細菌やウイルスが死滅することは立証されていますが、当あんさんぶる鍼灸院は、使い捨てハリを使用します。
高圧滅菌器を使用する古い鍼灸院の言い分として「鍼治療では太い鍼を使わない限り出血 を伴うことはごく稀です。ウイルス肝炎やエイズなどの感染は血液を 介して行われるので、注射針と鍼とでは危険度がはるかに違います。」ということらしいです。
さらに、「使い捨てのハリは材質がよくないので、手の感覚がにぶる」という先生もいます。
しかし、果たして本当にそうでしょうか?
手の感覚は鍛錬によって磨けます。そして、針治療がもっとポピュラーになるには安全性をより高める必要があるので消毒意識を高くする必要がります。
だから、使用するハリは使い捨てを使用します。
消毒意識をきちんと持っているかどうかで鍼灸師の資質が分 かります。しかし、消毒を過剰に考えすぎることも問題です。鍼灸学校によってはハリを綿花で挟んで持ったり、ゴム手袋や指サックを使用したりしています。
ちなみに、私は
- ハリの使用する本数を減らす
- ほぼ片手でハリを操作する
このふたつを実践しているので、他院より衛生的だと思っています。
お灸は痕が残るのがイヤです。
苦手な方へは、無理にお灸は行いません。当院では、基本的にはせんねん灸のように台座灸という患部に直接触れないものを使用しています。
病気によっては棒灸や直接灸(米粒の半分)を使用しますが、いづれにせよ患者さんに説明/同意の後に施灸いたします。
当あんさんぶる鍼灸院のお灸の使いかたは
- 慰安的や少し熱を加えたいとき→台座灸
- 冷えによる症状(不妊症や生理痛)→棒灸
- 腱鞘炎などの関節の痛み→直接灸(米粒の半分サイズ)
でおこないます。
直接灸(半米粒大の大きさ)の柔らかくひねった上質の灸ならば、 その時は若干痕になることがあっても、時間が経てば目立たなくなり、なくなります。(免疫力が低下していたり、肌が弱い人を除く)
上手にすえれば、熱さも緩和できます。プロにおまかせください!
ただ学生時代の思い出として、別クラスのお灸を教える講師が時代錯誤なベテラン講師でした。
女性にも痕が残るお灸を課題としてやらせて、全員足や腕にお灸の痕がありました。
たしかに、自分自身で体験することは重要ですが、そこまでする必要があるのか疑問でした。
お灸で痕が残りやすい体質の人もいます。
- 肌が白い
- 肌が弱い
- 肌がポチャポチャタイプ
- 虫刺されが残る
- 糖尿病などの持病がある
お灸は漢字だと久+火 と書きます。健康維持のため長期的におこなうのがよいので、せんねん灸は自宅でやるように指導します。
せんねん灸(台座灸)は熱くなればずらすことができるので、ヘマをしない限りヤケドのリスクは皆無です。
個人的には、冷えたときにする「お腹(関元やヘソ)への棒灸」は最高に気持ちいいです。
風邪をひいています。鍼をしても大丈夫ですか?
風邪のときに鍼灸をすると、体温が上がって免疫機能が働いて早く治ります。とくに高熱も出ず、ぐずぐずしてなかなか治らないような風邪には有効です。しかし、治療後に発汗するので、帰宅までの時間がかかって身体が冷えてしまうような場合は帰ったら静養するように指導します。ただし、39℃以上の高熱がある場合は通院によって悪化するおそれがあり、自宅での静養を指示します。
着替えないとだめですか?
お着替えは不要です。ただし、鍼灸に関しては、肘から下、膝から下、首回り、背中お腹が出る服装でお願い致します。スカートや細いパンツやデニムの場合、お着替えをご用意ください。
ゴルフの前日に鍼をしたほうがよいのでしょうか、後のほうがよいのでしょうか?
一般的に鍍灸の治効の原理を考えれば、ゴルフの前に体調を整え、血行を改善し、筋緊張を改善しておくほうがよいと思います。ただ、その時のコンディション、本番までの時間を考慮し、鍼灸ではなく、整体を勧める場合もございます。患者さんにとっても、痛くなってから施術するより、痛くならないようにするほうがベターかと存じます。
通院のペースは?
基本は、こちらから指導いたします。ただし、仕事の都合などもあるので患者様と相談してきめます。
詳しくは、通院のペース